私は、先生を10年以上続けてきました。大勢の子どもを相手に指示を出し、新しい勉強を教え、トラブルを解決し、、、とやることは、膨大。
先生たちが忙しさに追われかけている視点は…「時間の使い方」です。
もちろん上手な先生もいて、私より短い時間でもっと高度で膨大な仕事をされる先生方もいます。
若いころは時間をかければ解決することが多いので、遅くまで残ってしまいます。そういう時間も大切かもしれないし、何十年と先生をしている人とは処理速度が違うのは当たり前です。
でも・・・。若いときから視点を持つことは大事。ポイントをお教えします。
時短術① 午前中対応
「友達・物損などのトラブル」「朝からの体調不良」は、できるだけ午前中に関係のある先生に報告を済ませる。子どもたちに話を聞く必要がある場合は、子どものいる時間で解決の糸口を見つけることが大切です。他のクラスまで巻き込むようであれば、早めに担当の先生に報告して連携を取りましょう。
時短術② 〇時までに終わらせるという意識
私が読んだ本によると17時以降の脳というのは、疲れきっていて効率よく仕事ができる頭ではないそうです。でも、子どもたちが帰ったら仕事をし始めるのはこれくらいの時間になってしまいます。やることリストを作り「関わる人が多い仕事」から取り掛かるのがおすすめです。
あなたの時間だけじゃない。みんなにも時間がある。
若いころは自分のクラスで何かトラブルがあたっとき、取り掛かるのがいやで「明日でいいかな」とか「お家の人の電話は、丸付け終わってからかな」と後ろ倒しにすることが多かったです。
でも、自分が早く帰るようになり、育児をしている人・介護をしている人・持病がある人などどうしてもの理由で帰らなければならない先生の存在に気付きました。
もし、私が面倒くさがって報告が遅くなったら、その方たちも巻き込んだら。
時間を奪ってしまう。
そう。時間は有限で、みんなに同じ時間しかないのです。
時間は増やすことも、戻すこともできません。なので、自分の一工夫で、みんなの働き方が変わると思います。
自分に合った方法を探してみてください。まずは、意識をもつことからはじめましょ!
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